青春18きっぷで山陽一人旅に出たって話。[二日目・倉敷→舞子公園]
倉敷
再びながながと電車に揺られ、福山から倉敷へ。
これでとうとう広島脱出です。また来ます!
とうとう到着した倉敷駅。
全然倉敷と関係ないんですけど、電車から降りて何も見ずに北口か南口かえいって選んで目的地と真逆の方向行ったりすることありませんか?
僕は勝手に駅口ガチャって名付けて適当な出口から出て方向あってたらラッキーっていつもやってます。広島と尾道では外れ引きました。
倉敷に来た目的はもちろん、美観地区!
古い町並み大好きマンとして是非押さえておきたかった!
大通りを下っていけば美観地区に行けると駅の近くにあった観光マップに書いてあったので、大人しく大通りを歩くことに。
初めての街ってやっぱ新鮮だな~って歩いていると、変わった自販機を発見。
どことなく麦茶っぽいオーラ出すのよくないと思う。
正直今回の旅で一番驚いたかもしれん。
丁度冷蔵庫のスガキヤの出汁つゆが切れてたので買ってもいいかな……とか考えていたら一本八百円。
大学生の財布にはキツイのでパスさせて頂きました。
旅先で見た面白いものを躊躇なく買えるぐらいの生活をいつか送りたい!との希望を胸に通りを歩き、とうとう美観地区へ。
おお……
僕の求めた全てがここにあるじゃないか!
雰囲気が良すぎる。タイムスリップ感が素晴らしい。
改めて見ても青空に家の外壁の白が映えて綺麗ですね。
特にこのエリア令和の近代的商店街からいきなりこの空気に変わるのがスゴイ!
正直ここだけで満足した。
他にもこういう漆喰の壁の隙間とか
柳の緑と水路とか
このレトロな本屋とか!
この本屋さん、見た目から古めの本しか置いてないのかと思って入ったら最新の本までしっかり取り揃えてあって意外でした。店内の雰囲気も木を前面に出したデザインでいい。せっかくなんで「巷説百物語」を買って帰りました。
もうこのエリアは入るだけで僕の幸福度がMAXまで跳ね上がったので散策もそこそこにして切り上げました。また倉敷来るときの口実を作るために。ぜってえまた来るぞ。
本っっっ当にいい町並みと雰囲気でとっても癒されました~!
以下倉敷の写真!
倉敷を脱出し、最後の目的地、舞子公園に向かいます!
舞子公園
舞子駅です。
もうだいぶ日が傾いてきました。
鈍行あるあるで無計画な旅をしていると気が付けばこんなんなってますよね……
目と鼻の先の舞子公園へ。
明石海峡大橋のおひざ元だけあって大迫力!
ちょっと天候が優れなくてもこんだけ存在感あるのってすごい。
ポケモンBWのスカイアローブリッジ感が半端ない。
せっかくなんでプロムナードなるところに行ってみよーと思って入館したのが5:23分。
閉館が六時で閉館三十分前が最終受付だから滑り込みで入れてラッキー!
受付を抜けると、すぐ前にあるエレベーターに乗ることに。
受付から直でエレベーター案内されたのハルカス以来だわ……
プロムナードっていうから海面にせり出した道でもどっかにあるんかと思っていたけどそうではないらしい。
絶妙に高い場所に連れてこられました。
晴れていたらもっと遠くまで見渡せるのに……!
と、展望台で悶々としていたら、海に向かって伸びている通路がありました。
プロムナードっぽいとこないなーって思ってたら橋の中にあるんかい!
そりゃ外からは気づかんわ。うん。
んでちょっと中に入ってみるとこの景色!
この縦横無尽に広がるパノラマもいいんですけど橋の鉄骨のメカメカしさがいい味出してる!
上の部分通ってるトラックとかの音も聞こえてなかなかに迫力がある。
高いところ特有のブレイブメンロードもあった。
下のガラスが皆に踏まれすぎて若干くすんでいたのが残念。
以下、プロムナードの先っぽらへんから撮った写真です。
海と高層ビルのコントラストがきれいですね。兵庫。
プロムナードも閉館時間なので地上に戻り、海際で文字が見えなくなるまで「塗仏の宴」を読むことに。
海沿いで潮風に吹かれながらだらっと時間を過ごし、これで最後の非日常の時間を味わいました。
ガチで帰りたくねぇ。日常の檻に戻りたくねぇ。
もっと自由に旅ができる日常戻ってこんかな……
流石に暗くなってきたんで泣く泣く帰路につくことに。
これにて全旅程は終了です!
旅を振り返って
今回兵庫より西の地区へ行くの初めてだったんですけど、とっても新鮮で楽しかったです!
ただ、厳島や原爆資料館、倉敷など再度訪れる必要がある場所が多々あったので、また世の中が正常に戻ったらリベンジしたいです!
後、山陽と山陰のアクセス早急に改善しろ「」
青春18きっぷを買ったのが今回初めてだったんですが、値段の割に非常にお得な切符だと感じました!18キッパーって人種が多いのも納得!また発売される時期に旅にでたいなぁ……
結論として、
やっぱ日ごろの憂鬱や鬱憤をぶっ飛ばすには旅だわ!道中であった皆さんに感謝!
それでは。