とーどんの旅と本棚。

本のネタバレなし紹介を中心に旅とか趣味とか。

青春18きっぷで山陽一人旅に出たって話。(二日目・鞆の浦)

尾道の坂道を下り、福山駅の電車何分後かな~とチェックしたら三分後。

駅まで500メートル超。

 

走ったんですよ、僕。

 

マトモに走るの高校の部活以来かって感じで。

 

電車いるときに駅ついて安心したんすよ。

 

走るスピード緩めたんすよ。

 

乗り込む電車は対面ホームだったんだな。これが。

 

地下道の階段駆け下りたんですけど向かい側から来る電車から降りてきた人を見てですね、

 

どうもやる気がなくなってしまいまして。羞恥心もありますし。

 

だから僕は走るのをやめたんですよ。

 

目の前で電車が消えていき、何とも言えない虚無感とともに私はホームに取り残されました。

 

だから受験にも勝てなかったんでしょうね。

 

恥の多い生涯を送っています。

 

次の電車が二十分後だったので、夏彦の世界に浸ることにしました。

やっぱ夏彦は最高やな!

と、もりもり読み進めていくうちに次の電車がホームインし、乗り込みました。

 

旅に本があるって素晴らしい!

 

車内でも夏彦成分を摂取したのち、福山駅に降り立ちました。

 

鞆の浦にはバスで行けるそうなので、バス停を探し乗車。

広島市の路線バスもそうだけど、ICOKAで乗れるのが偉い。

某西の都のバスとか対応してなかった気がする……

 

バスで二十分ほど揺られると、鞆の浦に到着。

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海や。やったあ。(語彙力喪失)

 

崖の上のポニョ」の聖地らしいです。

見たの昔過ぎてハム食べてるところと海走ってるシーンの記憶しかない……

 

それよか昨年BS11で流れてた蒼穹のファフナーEXODUSのイメージが若干あります。

それも流れていたら見ていたってだけで記憶にないとは言えない……

 

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例の常夜燈。でかい。

これが昔から使われていたって考えると感慨深い。

結構狭いとこに立ってるのね……

平日ということもあって観光客は少なかったですね。

カップルがニ、三組いたぐらいかな?

コロナの影響もあり、閉まっているお店が多かったですね。残念!

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この港町の雰囲気がとっても好きなんですよね。

潮風にあたり、ウミネコの鳴き声を聞くのが非常に趣がある。

瀬戸内の海って穏やかでいい。富山湾は時々波が襲ってきておちおち見れない。

 

灯篭付近を見回ったのち、バス停に戻ることに。

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こういう渋い町並み……素晴らしい!

一瞬違う時代の街に迷い込んだのではないかと感じるこの雰囲気。

宮崎監督がポニョのモデルの街にしたのも分かる気がします。

レトロな雰囲気がたまらん。

 

街並みを惜しみながら抜け、バス停に到達。

すると次のバスまであと十分ということだったので、灯篭とは別の方向にあった海に出っ張っている場所(名前忘れた)に行ってみることに。

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もう先端行かなくても満足できる構図。

せっかくなので先端まで行ってみる。

そうしたら鳥が上についているオサレな街灯が。

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「先っぽやからなかなか洒落たモン作ったんやろな~」

って思って近づくと、オブジェと思っていた鳥は飛んでいきました。

お前擬態力高すぎるだろ……

 

先端から戻るとき、足元にカラフルなゴミが落ちているのを発見。

よく見ると……

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いや、お前らかよ。

 

道半ばで行き倒れたヒトデを見て沈黙する一般大学生。

 

何か自分と重なるところを感じたので、心を入れ替えて生きようと思いました(?)

 

てか行くときは目線上だったから気にならなかったけど、割とバタバタ死んでた。

確かにこの気温で天日干しされたらきついやろなぁ……

 

バスの時間もあるので、ヒトデに手を合わせて颯爽とバス停へ。

 

福山駅に帰還した後、次の電車まで時間があったので駅前の福山城だけパチリ。

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駅前からやったらやっぱりこれが限界。

またいつか来たいという思いを胸に、福山を後にしたのでした。

 

次は倉敷に向かいます。広島とはこれでサヨナラです。

名残惜しいですがまた鳥居とかコロナとかがまともになったらリベンジしたい!

とてもいい思い出になりました。

 

なかなかこの旅自体をまとめられなくて申し訳ないです。

これも無駄に冗長な文が悪い。

後は倉敷、舞子だけなのでそろそろ終わると思います!

 

それでは。